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『機器分析化学』
 機器分析化学の基礎を理解するとともに,機器分析化学についての知識が様々な分野での応用に役立つことを目指す。
 すなわち,分析機器を利用した分析方法は,物理的,化学的な事象,現象を基礎としている。これらの基礎的な事象,現象の理解を通して,様々な機器分析化学の修得をめざす。
序章 はじめに  
物理化学定数,SI単位,電磁波,周期表  
第1章 比色分析法 pp.2-18
光の吸収と発色,光のエネルギー,光の吸収と電子のエネルギー遷移,吸収帯,Lambert-Beerの法則,測定装置,光源,分光器,セル,検出器,
発色操作,定量法,妨害イオン
第2章 蛍光分析法 pp.22-24
光の吸収と蛍光,測定装置,光源,蛍光強度,定量
第3章 炎光分析法 pp.28-32
炎光,測定装置,バーナー,定量
第4章 発光分析法 pp.36-42
発光,測定装置,電極,検出器,定量
第5章 原子吸光分析法 pp.46-52
原子による光の吸収,測定装置,光源,アトマイザー,定量,干渉
第6章 紫外分光分析法 pp.56-62
吸収スペクトル,R-band,K-band,B-band,E-band,装置,溶媒,スペクトル
第7章 質量分析法 pp.66-88
「構造問題の正解」
原理,装置,イオン化,イオンの加速器,質量の分離,検出器,真空装置,質量スペクトル,高分解能質量スペクトルによる分子式の決定,
天然同位体存在比による分子式の決定,分子構造の決定
第8章 赤外分光分析法 pp.92-124
「構造問題の正解」
赤外吸収,メチレンの振動,吸収帯,装置,光源,試料,分光器,検出器,赤外スペクトル,赤外特性吸収帯,分子構造の決定
第9章 1H−核磁気共鳴分析法 pp.128-168
「構造問題の正解」
核磁気共鳴,装置,遮蔽効果,多重結合の遮蔽効果,化学シフト,吸収ピークの面積,スピン−スピン結合,やや複雑なスピン−スピン結合,
化学交換,窒素原子の影響,スピンデカップリング,分子構造の決定
第10章 13C−核磁気共鳴分析法 pp.172-208
「構造問題の正解」
13C−NMR,化学シフト,アルカンの13C−化学シフトの算出,アルケンの13C−化学シフトの算出,
一置換ベンゼンの13C−化学シフトの算出,スピン−スピン結合,13C−NMRスペクトル,スピンデカップリング,分子構造の決定
第11章 電子常磁性共鳴分析法 pp.212-216
電子常磁性共鳴,超微細分裂,スペクトル
第12章 ガスクロマトグラフィ pp.220-242
クロマトグラフィ,気液クロマトグラフィ,クロマトグラム,分離能と理論段数,吸着,保持容量,保持指標,気固クロマトグラフィ,装置,
昇温ガスクロマトグラフィ,キャピラリーカラム,熱伝導度検出器,水素炎イオン化検出器,電子捕獲型検出器,炎光検出器
第13章 液体クロマトグラフィ pp.246-254
装置,ポンプ,試料注入装置,吸着型固定相,分配型固定相,紫外分光光度検出器,示差屈折検出器,電気伝導度検出器,
蛍光光度検出器,エレクトロケミカル検出器
第14章 ゲルパーミエーションクロマトグラフィ pp.258-260
固定相,クロマトグラム,ポリマー
第15章 電気分析法 pp.264-274
電極,ネルンストの式,参照電極,電解電圧,電量分析,pH測定用電極,イオン電極,バイオセンサー
第16章 X線分析法 pp.278-288
X線源,分光器,検出器,X線回折,蛍光X線分析法,X線マイクロアナライザー
第17章 熱分析法 pp.292-297
示差熱分析,熱重量分析,差動熱量計

化学の基礎 より深い化学を目指す人のための「化学の基礎」講座(一般化学の内容ではありません。)
分析化学 応用のきく分析化学のための講座
化学熱力学 化学平衡を支配している熱力学を,その応用の可能性を秘めた講座
物理化学 理論に基づいてその化学的な挙動を明らかにすることができる物理化学の講座

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